きなこ棒

きなこ棒(きなこぼう)とは、砂糖水飴などを練り合わせて棒状にした生地にきな粉をまぶした、昔ながらの駄菓子である。

種類

市販品は、おもに以下の2つに分けられる。

当たり付ききなこ棒
中心を爪楊枝などに刺された形で、未包装のきなこ棒が箱の中にいくつも入っている[1]。食べた後に残る爪楊枝の先端には食紅で染められた当たりの印が入っていることがあり、駄菓子屋ではそれを店員に見せるともう1本をもらえる[2][3]
当たりなしきなこ棒
中心を爪楊枝などで刺されておらず、きなこ棒自体がいくつもまとめて一袋に包装されている[3][4][5][6]

上記のほかに生地をねじった形状のものも市販されている[7][8]が、こちらはきなこねじりに近いものである。

作り方

基本的な材料が家庭でも入手しやすく作りやすいため、インターネット上には個人による作り方だけでなく、企業による作り方も公開されている[9][10]

きなこ飴

きなこ飴(きな粉と黒みつを練り合わせた飴)は、きなこ棒がルーツになっているといわれる[11]

脚注

[脚注の使い方]
  1. ^ きなこ棒の卸売・工場直売 商品紹介 西島製菓
  2. ^ 大人だって嬉しい!「棒きなこ当(あたり)」 和菓子 All About
  3. ^ a b 商品案内 鈴ノ屋
  4. ^ きなこ棒 やおきん
  5. ^ 無添加お菓子 吉永製菓
  6. ^ 丹波黒豆きなこ棒 特産館ささやま
  7. ^ きなこ棒(12本入) ゆかり堂製菓 Archived 2016年2月14日, at the Wayback Machine.
  8. ^ きなこ棒 佐藤製菓
  9. ^ はちみつきな粉棒 ヤマサ醤油
  10. ^ なるほど水飴レシピ!No.1【きなこ棒】北島商店
  11. ^ “特集2 飴”. aff 2016年11月号(農林水産省). p. 17. 2023年10月30日閲覧。

関連項目

  • 表示
  • 編集