エワルド球とは、結晶による波動(X線、電子線、中性子)の回折を、逆格子空間上で幾何学的に理解するために導入された図形のこと。
結晶の逆格子点が、エワルド球上にある場合に回折が起こる。このことはラウエ条件やブラッグの法則と同じ内容である。