『キング・フォー・ア・デイ』 (King for a Day)は、1999年にリリースされたジャミロクワイの楽曲。
概要
- ベースのスチュアート・ゼンダーが離脱したことによる苦悩の歌である(「メンバーの離脱」参照)。
- 1996年のアルバム「トラベリング・ウィズアウト・ムービング」以降、ジャミロクワイの楽曲のプロデュースはアル・ストーンが担当していたが、本楽曲に関しては1994年のアルバムを担当したRick Popeがプロデューサーとして参加している。1994年の楽曲「スペース・カウボーイ」のベース演奏者についてゼンダーと一悶着(詳細は「メンバーの離脱」参照)あった時にRick Popeも共に苦悩したためと思われる。
- コンサートやテレビで本楽曲を披露する際は3名(ボーカルのジェイ・ケイ、キーボードのトビー・スミス、ドラムのデリック・マッケンジー)のみが出演し、その他のメンバーはステージからはけたり、出演せず行った。オーケストラは出演したが、オーケストラはジャミロクワイのメンバーではない。スミスとマッケンジーはスタジオのなるべく奥にそれぞれの楽器を配置して目立たないように演奏した。ケイは中心で歌ったが、これはボーカルなので仕方がないと思われる。しかし歌う時は帽子を被らず、素の髪のまま歌った。
- 1999年度のMTVヨーロッパ音楽祭(英語版)(1999年11月11日開催)にて、メインパフォーマンスとしてこの曲が披露された[1]。
ミュージックビデオ
- ロンドン北部にあるルトン・フー(英語版)邸宅で撮影された。この邸宅は現在はホテルになっているが1999年当時は音楽イベントなどに使用されていた[2]。
- 出演しているバンドメンバーは前述の3名のみである。
トラック・リスト
日本盤CDシングル
- キング・フォー・ア・デイ - 3:38
- プラネット・ホーム (Trabant Brothers Inc. Remix) - 7:20
- スーパーソニック (Dirty Rotten Scoundrels Ace Klub Mix) - 6:58
売上ランキング
脚注
- ^ “MTV Europe Music Awards 1999”. 2023年3月14日閲覧。
- ^ “History at Luton Hoo”. 2022年11月1日閲覧。
- ^ "Ultratop.be – Jamiroquai – King for a Day" (in Dutch). Ultratip.
- ^ “Eurochart Hot 100 Singles”. Music & Media 16 (51): 7. (18 December 1999). https://worldradiohistory.com/UK/Music-and-Media/90s/1999/MM-1999-12-18.pdf 26 July 2021閲覧。.
- ^ "Dutchcharts.nl – Jamiroquai – King for a Day" (in Dutch). Single Top 100.
- ^ "Official Scottish Singles Sales Chart Top 100". Scottish Singles Top 40.
- ^ "Swisscharts.com – Jamiroquai – King for a Day". Swiss Singles Chart.
- ^ "Official Singles Chart Top 100". UK Singles Chart.