スウェインズ島
スウェインズ島 | |
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スウェインズ島 | |
所在地 | アメリカ領サモア(実効支配) トケラウ(領有権主張) |
所在海域 | 太平洋 |
所属諸島 | トケラウ諸島 |
面積 | 2.61 km² |
プロジェクト 地形 | |
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スウェインズ島 (英語: Swains Island、又はオロセンガ島、トケラウ語:Olohega Island)は、南太平洋のアメリカ領サモアにある面積2.60km2の小さな珊瑚礁の島である。人口17人(2010年国勢調査)。
アメリカ領サモアの一部の島だが中心部のトゥトゥイラ島から北の遠く360kmも離れており地理的に隣のニュージーランド領トケラウ諸島に属しており、トケラウ諸島側はオロセンガ島と呼び、また同島の返還も求めている。
歴史
- 1606年にスペイン人航海士ペドロ・フェルナンデス・デ・キロスが島を発見し、デ・ラ・ヘンテ・エルモサ島(de la Gente Hermosa)と命名したが、1814年にアメリカの捕鯨船のヘンリー・ハドソン船長が島を訪問し、スウェインズ島と島の名を変えた。その後、3人のフランス人がコプラのプランテーションをするために島に移り始めるが、彼らは確立出来なかった。
- 1856年にアメリカのイーライ・ハッチンソン・ジェニングズがスウェインズ島に移り住み、以後ジェニングズ一家がこの島を個人領有した。
- 1980年ニュージーランドがトケヘガ条約(英語版)[1]で、スウェインズ島がアメリカの領土(アメリカ領サモアの一部)である事を認める。
- 2006年2月15日トケラウ諸島で行われた国民投票で、スウェインズ島はトケラウ諸島の一部であると主張。
脚注
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- ^ 永田憲史著「ニュージーランド領トケラウの刑事司法」関西大学法学論集 2009年
外部リンク
- 個人統治領(日本語) - ウェイバックマシン(2006年1月11日アーカイブ分)
- Swains Island(英語)
座標: 南緯11度03分20秒 西経171度04分40秒 / 南緯11.05556度 西経171.07778度 / -11.05556; -171.07778