スポンティニアス
スポンティニアス | |
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Spontaneous | |
監督 | ブライアン・ダフィールド(英語版) |
脚本 | ブライアン・ダフィールド |
原作 | アーロン・スターマー(英語版) 『Spontaneous』 |
製作 | ブライアン・ダフィールド ニッキー・コルテーゼ マシュー・カプラン ジョーダン・レヴィン(英語版) |
製作総指揮 | マーク・ビエンストック ドン・ダン ブレット・ブーティア スコット・レヴィン アーロン・スターマー マックス・シーマーズ |
出演者 | キャサリン・ラングフォード チャーリー・プラマー ヘイリー・ロー(英語版) パイパー・ペラーボ |
音楽 | ジョセフ・トラパニーズ |
撮影 | アーロン・モートン |
編集 | スティーヴ・エドワーズ |
製作会社 | オーサムネス・フィルムズ(英語版) ジュラシック・パーティー・プロダクションズ |
配給 | パラマウント映画 |
公開 | 2020年10月2日 |
上映時間 | 101分 |
製作国 | アメリカ合衆国 |
言語 | 英語 |
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『スポンティニアス』(Spontaneous)は2020年のアメリカ合衆国のロマンティック・コメディ映画。ブライアン・ダフィールド(英語版)の映画監督デビュー作で、出演はキャサリン・ラングフォードとチャーリー・プラマーなど。生徒たちが突然爆発して死んでしまう怪事件が連続する高校を舞台に、いつ爆発するかとおびえながら日々を過ごす高校生たちの恋や群像を描いた青春ラブストーリー[1]。原作はアーロン・スターマー(英語版)が2016年に上梓した小説『Spontaneous』。
日本国内で劇場公開されなかったが、2021年2月3日からiTunesで配信された[2]。
ストーリー
マーラとディランが通う学校では、生徒たちが突然爆発して亡くなるという怪現象が相次いでいた。自分や友達がいつ爆発するのか分からないという恐怖に晒されながらも、マーラとディランは1日1日を大切に生き、徐々にその距離を縮めていく。
キャスト
※括弧内は日本語吹替。
- マーラ・カーライル: キャサリン・ラングフォード(前田玲奈)
- ディラン・ホヴメイヤー: チャーリー・プラマー(吉野貴大)
- テス・マクナルティ: ヘイリー・ロー(英語版)
- アンジェラ・カーライル: パイパー・ペラーボ(竹内夕己美)
- チャーリー・カーライル: ロブ・ヒューベル(英語版)(ボルケーノ太田)
- カーラ・ロゼッティ捜査官: イヴォンヌ・オージ(英語版)(森夏姫)
- ジェンナ・ダルトン: レイン・マクニール(英語版)
- ジョー・ダルトン: クライヴ・ホロウェイ
- ハーパー・ウィー: ブハーン・ローデン
- スピロス: クリス・シールズ(坂詰貴之)
- デニス・ホヴメイヤー: チェラー・ホースダル(永木貴依子)
製作・マーケティング
2016年6月、オーサムネス・フィルムズがアーロン・スターマーの小説『Spontaneous』の映画化権を購入した[3]。2017年12月11日、キャサリン・ラングフォードが本作に出演することになったと報じられた[4]。2018年1月、チャーリー・プラマーとヘイリー・ローの出演が決まった[5][6]。2月、パイパー・ペラーボ、ロブ・ヒューベル、イヴォンヌ・オージ、レイン・マクニール、ブハーン・ローデン、クリス・シールズ、クライヴ・ホロウェイがキャスト入りした[7]。2020年10月2日、本作のオフィシャル・トレイラーが公開された[8]。
撮影・音楽
本作の主要撮影は2018年1月にカナダのバンクーバーで始まり、同年3月2日に終了した[9]。2019年12月4日、ジョセフ・トラパニーズが本作で使用される楽曲を手がけるとの報道があった[10]。2020年9月25日、パラマウント・ミュージックが本作のサウンドトラックを発売した[11]。
評価
本作は批評家から絶賛されている。映画批評集積サイトのRotten Tomatoesには45件のレビューがあり、批評家支持率は98%、平均点は10点満点で8.29点となっている。サイト側による批評家の見解の要約は「ダークな雰囲気の青春コメディであり、そのストーリーにはぶっ飛んだ捻りが加えられている。『スポンティニアス』を見た者はキャサリン・ラングフォードが若手の有望株であることを再確認できる。また、ブライアン・ダフィールドは本作でその監督としてのポテンシャルを世に知らしめたと言える。」となっている[12]。また、Metacriticには7件のレビューがあり、加重平均値は78/100となっている[13]。
出典
- ^ “スポンティニアス”. WOWOW. 2021年6月30日閲覧。
- ^ “スポンティニアス (字幕版)”. iTunes. 2021年1月15日閲覧。
- ^ Busch, Anita (2016年6月1日). “Awesomeness Films Acquires YA Novel ‘Spontaneous’” (英語). Deadline.com. https://deadline.com/2016/06/awesomeness-films-acquires-ya-novel-spontaneous-1201765609/ 2020年10月25日閲覧。
- ^ N'Duka, Amanda (2017年12月11日). “‘13 Reasons Why’ Star Katherine Langford To Topline YA Film ‘Spontaneous’” (英語). Deadline.com. https://deadline.com/2017/12/13-reasons-why-katherine-langford-spontaneous-1202224807/ 2020年10月25日閲覧。
- ^ Kroll, Justin (2018年1月17日). “‘All the Money in the World’ Breakout Charlie Plummer to Star in ‘Spontaneous’ (EXCLUSIVE)” (英語). Variety. https://variety.com/2018/film/news/all-the-money-in-the-world-charlie-plummer-spontaneous-exclusive-1202667193/ 2020年10月25日閲覧。
- ^ N'Duka, Amanda (2018年1月24日). “‘Riverdale’ Actress Hayley Law Joins Katherine Langford In ‘Spontaneous’” (英語). Deadline.com. https://deadline.com/2018/01/riverdale-hayley-law-katherine-langford-spontaneous-1202268504/ 2020年10月25日閲覧。
- ^ N'Duka, Amanda (2018年2月7日). “Piper Perabo, Rob Huebel, &’Insecure’s Yvonne Orji Board ‘Spontaneous’ From Awesomeness Films” (英語). Deadline.com. https://deadline.com/2018/02/piper-perabo-rob-huebel-yvonne-orji-spontaneous-awesomeness-films-1202280529/ 2020年10月25日閲覧。
- ^ “Spontaneous Official Trailer Paramount pictures” (英語). YouTube. FilmClub (2020年10月2日). 2020年10月25日閲覧。
- ^ “Spontaneous with 13 Reasons Why Star Katherine Langford Starts Filming in Vancouver” (英語). What's Filming. (2018年1月29日). http://www.whatsfilming.ca/2018/01/29/spontaneous-katherine-langford-vancouver/ 2020年10月25日閲覧。
- ^ “Joseph Trapanese Scoring Brian Duffield’s ‘Spontaneous’” (英語). Film Music Reporter. (2019年12月4日). https://filmmusicreporter.com/2019/12/04/joseph-trapanese-scoring-brian-duffields-spontaneous/ 2020年10月25日閲覧。
- ^ “‘Spontaneous’ Soundtrack Album Details” (英語). Film Music Reporter. (2020年9月24日). https://filmmusicreporter.com/2020/09/24/spontaneous-soundtrack-album-details/ 2020年10月25日閲覧。
- ^ “Spontaneous (2020)” (英語). Rotten Tomatoes. 2020年10月25日閲覧。
- ^ “Spontaneous Reviews” (英語). Metacritic. 2020年10月25日閲覧。