トモズ

株式会社トモズ
本社が入居するKDX春日ビル
(2012年1月12日)
種類 株式会社
本社所在地 日本の旗 日本
113-0024
東京都文京区西片一丁目15番15号
KDX春日ビル3F
設立 2001年平成13年)12月1日
業種 小売業
法人番号 2010001012074 ウィキデータを編集
事業内容 ドラッグストアチェーンの展開。
代表者 角谷 真司(代表取締役社長
資本金 11億6000万円
売上高 823億円(2019年3月期)
純利益 10億5000万円(2019年03月31日時点)[1]
純資産 67億円(2019年03月31日時点)[1]
総資産 245億2100万円(2019年03月31日時点)[1]
従業員数 1,698名
主要株主 住友商事株式会社 100%
主要子会社 株式会社アロスワン
外部リンク https://www.tomods.jp/
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株式会社トモズは、首都圏を中心に欧米型ドラッグストア調剤薬局を展開する住友商事の子会社である。

沿革

  • 1993年9月 - 住商リテイルストアーズ株式会社としてスタート。
  • 1994年4月 - 第1号店(トモズ池尻大橋店)を出店。
  • 1997年3月 - アメリカンファーマシーを買収。
  • 2001年12月 - 西友グループの株式会社朝日メディックスと統合し、株式会社住商ドラッグストアーズに商号変更。
  • 2007年1月 - コーエイドラッグ株式会社と統合。
  • 2010年1月1日 - 株式会社クスリのカツマタと事業統合。
  • 2012年
    • 1月 - ロゴの色を青色に変更した新型店舗(通称・青トモズ)を出店開始[2][3]
    • 3月 - 台湾三商行グループ(中国語: 三商企業と親会社の住友商事が合弁で三友藥妝股份有限公司を設立し「Tomod's」ブランドのドラッグストアを展開することで合意[4]、台湾に進出する。
    • 10月 - 高級化粧品セレクトショップ「INCLOVER」の第1号店をラゾーナ川崎プラザ内に出店。
  • 2014年4月1日 - 株式会社トモズに商号変更[5]
  • 2018年
  • 2020年
  • 2021年
    • 3月17日 - 日本郵便株式会社と株式会社トモズの連携による医薬品などの通販事業の開始[10]
    • 3月24日 - 住友商事におけるリテール部門の一つであるサミットとの共同店舗「けんコミ」の1号店を鳩ケ谷駅前店に開設[11]し、以後数店舗で展開。
  • 2022年
    • 3月1日 - 群馬県内の調剤薬局3店舗を他社から譲渡され、同社初の群馬県進出。
    • 3月31日 - 共通ポイントサービス「dポイント」を導入[12]
    • 7月1日 - 山梨県内の調剤薬局3店舗を他社から譲渡され、同社初の山梨県進出。
  • 2023年4月1日 - 住友商事子会社のアロスワンをトモズ傘下に変更。

出店地域・店舗数

首都圏を中心に、275店舗を展開(2024年3月時点)。一部で仙台圏や兵庫県にも飛び地出店している。処方せん受付店は209店舗で、うち108店舗は調剤専門店である。

店舗ブランド

主な店舗例(トモズ武蔵境店:東京都)
主な店舗例(トモズ長津田店:神奈川県)

ドラッグストア

  • トモズ - 地域密着型のドラッグストアで同社のメインブランド。当初は赤い看板(通称・赤トモズ[13])だったが、2012年より青い看板(通称・青トモズ)に変更し、以降は既存店舗でも順次改装による看板の変更を進めている[3]。多くの店舗が調剤併設店だが、一部は調剤機能を持たず、これらはかつてトモズエクスプレスとして区別されていた。
  • アメリカンファーマシー - 調剤・物販併設、欧米型ドラッグストア
  • AP by AMERICAN PHARMACY - 調剤機能を持たないアメリカンファーマシー
  • クスリのカツマタ - 多くがトモズに転換され、現在は物販専門店2店舗のみが現存

調剤専門店

ほとんどが他社から事業譲渡された店舗で、一部は薬局トモズに屋号変更されずに営業を続けている。

  • 薬局トモズ - 同社の調剤専門店メインブランド
  • メディコ - 旧朝日メディックス店舗で、統合当時は東京都・埼玉県・宮城県仙台市・大阪府・兵庫県に展開していたが、トモズへの転換などで現在は都内の調剤2店舗のみ
  • ベイ薬局 - 都内に3店舗を展開
  • おぎの薬局 - 都内に1店舗のみ
  • ころころ薬局 - 埼玉県内に1店舗のみ
  • にこにこ薬局 - 埼玉県内に1店舗のみ
  • ぽかぽか薬局 - 埼玉県内に1店舗のみ
  • あいあい薬局 - 群馬県内に1店舗のみ
  • きらきら薬局 - 群馬県内に1店舗のみ
  • ぐんぐん薬局 - 群馬県内に1店舗のみ
  • ポートサイド薬局 - 神奈川県内に1店舗のみ
  • こじか薬局 - 神奈川県内に4店舗を展開
  • エル薬局 - 神奈川県内と山梨県内に4店舗を展開
  • サンク調剤薬局 - 山梨県内に1店舗のみ
  • オーダー薬局 - 兵庫県内に6店舗を展開

化粧品専門店

  • INCLOVER - 高級化粧品セレクトショップ

過去に存在した業態

  • THIS IS 365 - 新業態ドラッグストアとして、兵庫県の西宮阪急に2020年3月18日オープン[8]。2022年9月30日閉店・屋号消滅[14]
  • コーエイ - 旧コーエイドラッグのドラッグストア・調剤薬局で、東京23区内に展開していた。2012年に屋号消滅。
  • コンシェルジュ ラヴィ - 旧コーエイドラッグの新業態ドラッグストアで、2005年に東京プリンスホテル パークタワー(現ザ・プリンス パークタワー東京)の開業と同時に出店。統合後はトモズが運営を引き継ぎ、しばらくして閉店。

脚注

[脚注の使い方]

注釈

  1. ^ 過去にメディコとして兵庫県内に出店していた。
  2. ^ 他社からの継承店舗。
  3. ^ 甲府市の薬局トモズ以外は、他社からの継承店舗。
  4. ^ 過去には大阪府内でもメディコとアメリカンファーマシー(ユニバーサル・シティウォーク大阪内)を出店していた。
  5. ^ 神戸市のアメリカンファーマシー以外は、他社からの継承店舗。

出典

  1. ^ a b c 株式会社トモズ 合併広告
  2. ^ トモズ水天宮前店オープンのお知らせトモズ(2012年1月18日)
  3. ^ a b 調剤併設型ドラッグストアの先駆け「トモズ」住友商事
  4. ^ 台湾でのドラッグストア事業展開について - 住友商事・2012年3月22日
  5. ^ 社名変更のお知らせ - トモズ・2014年4月1日
  6. ^ 全165店、トモズのポイントとPonta ポイントが同時にたまる、つかえる! - トモズ・2018年7月2日
  7. ^ 株式会社トモズ「QR コード決済サービス」を導入 - トモズ・2018年12月27日
  8. ^ a b 西宮阪急に新店「THIS IS 365」オープンのお知らせトモズ(2020年2月26日)
  9. ^ 4/1 レジ袋有料化に伴うレジ袋価格決定のお知らせトモズ(2020年3月30日)
  10. ^ 日本郵便株式会社と株式会社トモズの連携による 医薬品などの通販事業の開始トモズ(2021年3月17日)
  11. ^ “「食と健康」をテーマに、サンフラワープロジェクト「健康コミュニティコーナー」を実験導入~サミットストア鳩ケ谷駅前店で実施~”. 住友商事・サミット・トモズ3社共同リリース. (2021年3月22日)。
  12. ^ 「dポイント」全店導入のお知らせ - トモズ・2022年3月29日
  13. ^ 会社を知るTomod's 採用サイト
  14. ^ 【大切なお知らせ】this_is_365_official

外部リンク

  • 株式会社トモズ
  • INCLOVER
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  • 編集
 
ハピコムグループ
マツキヨココカラ&カンパニー
グループ
富士薬品グループ
サンドラッググループ
WINグループ
ニチリウグループ
 
その他
 
消滅・撤退
  • パワーズドラッグ(富士薬品子会社モリキに吸収)
  • ドラッグトマト・ポテトカンパニー(ツルハに吸収)
  • アルファ(富士薬品子会社の後、東北セイムスに統合)
  • シバタ薬品
  • ジャストドラッグ(富士薬品の子会社になった後、関東セイムス(ジャストドラッグの旧ライズ店舗はモリキに移譲)に統合、屋号は継続)
  • 篠田薬局(富士薬品に事業譲渡)
  • シブヤ薬局(bigドラッグを経営していたがセイジョーに吸収合併)
  • いわい(セイジョーに事業譲渡)
  • コーエイ(住商ドラッグストアーズと経営統合)
  • 東京エコー(破産)
  • 信陽堂薬局(ツルハにドラッグ事業譲渡した後破産)
  • クスリのカツマタ(住商ドラッグストアーズに事業統合)
  • 村山快哉堂
  • ウイング湘南(アイロムロハスに店舗譲渡)
  • 仁天堂(店舗をリバースに譲渡)
  • ドラッグマックス・健康家族(ドラッグマックスに吸収、現マツモトキヨシ甲信越販売)
  • 中島ファミリー薬局(マツモトキヨシ甲信越販売に吸収、屋号は存続)
  • なかや(ウエルシア関東に経営統合)
  • ナガタ薬局(ウエルシア関東に吸収)
  • ドラッグフジイ(ウエルシア関東に吸収)
  • 薬のタムラ(富士薬品、後にモリキに事業統合)
  • くすりの寺田(ツルハに店舗譲渡)
  • 清水ドラッグストアー(倒産後サンドラッグが支援し太陽キャピタルとして経営 → サンドラッグ東海)
  • シーズアンドアーパス白沢ドラッグ東洋薬局(合併してジップドラッグ。屋号は存続)
  • レモン
  • 森山薬局
  • ドラッグストアキリン(東海セイムスに経営統合、屋号は継続)
  • ホップスドラッグ(松ノ木薬品と合併)
  • 松ノ木薬品・神薬堂・マルゼン(ライフォートに吸収)
  • 関西薬品(共栄ファーマシーズに店舗譲渡)
  • 國廣薬品(セガミメディクスに吸収合併)
  • 笹岡薬局 ドラッグコスモ21(西日本セイムスに経営統合、屋号は継続)
  • メディコ21(レデイ薬局と合併。屋号は存続)
  • くすりのありあけ(破産)
  • くすりのみよし(破産)
  • ABCドラッグ
  • 飯塚薬品(スギ薬局に吸収)
  • ニッショードラッグ(キリン堂に吸収)
  • 寺島薬局(ドラッグストア事業をウエルシア関東に事業譲渡、介護事業に特化してウエルシア介護サービスとなる)
  • スズラン薬局セイジョージップドラッグライフォート(セガミメディクスに吸収、現ココカラファインヘルスケア、各社の屋号は存続)
  • スパーク(ツルハに吸収)
  • モリス(ドラッグストア事業をモリスリテールに分社化した後、マツモトキヨシHDの子会社を経てマツモトキヨシ中四国販売に吸収)
  • コダマ(ココカラファインヘルスケアに吸収、屋号は存続)
  • 南天堂(破産)
  • ドラッグストアバイゴー(富士薬品に吸収、屋号は存続)
  • 倉持薬局(カワチ薬局に吸収、屋号は存続)
  • 高田薬局ウエルシア関西(ウエルシア薬局に吸収)
  • 関東セイムス(富士薬品に吸収)
  • ダルマ(マツモトキヨシ東日本販売に吸収)
  • イタヤマメディコ(マツモトキヨシ甲信越販売に吸収)
  • ラブドラッグス(マツモトキヨシ中四国販売に吸収)
  • タキヤ(ウエルシア薬局に吸収)
  • CFSコーポレーション(ウエルシア薬局に吸収)
  • 杉浦薬品(マツモトキヨシに吸収)
  • トウブドラッグ(マツモトキヨシへ会社分割により承継、法人はマツモトキヨシファーマシーズに吸収)
  • リバース(ツルハに吸収)
  • かもめ(ツルハに事業譲渡した後清算)
  • ウエダ薬品(ツルハに吸収)
  • エスロード(東北セイムスに吸収)
  • ノザキ薬品(九州セイムスに吸収、屋号は存続)
  • ドラッグ・オゾン(スマイルドラッグに吸収)
  • ニュードラッグ(クリエイトエス・ディーに吸収)
  • キリン堂薬局(親会社に事業譲渡の上ザグザグのフランチャイズ化)
  • 弘陽薬局(マツモトキヨシに吸収)
  • コヤマ薬局(サンメディックに吸収)
  • クラフト(ドラッグストア事業をサクラドラッグとして分社化しツルハに譲渡)
  • 東北セイムス(モリキに吸収)
  • 一本堂(ウエルシア薬局に吸収)
  • ジュンテンドー(ウエルシア薬局に事業譲渡)
  • 示野薬局(マツモトキヨシ甲信越販売に吸収、屋号は存続)
  • スマイルドラッグ(富士薬品に吸収)
  • 上新電機(ウエルシア薬局に事業譲渡)
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