ニュルニュラン語族
ニュルニュラン語族は、北西部で話されるオーストラリア諸語に近縁な、小さな語族である。この語族のほとんどの言語は消滅しており、3言語のみが現存しているが、全てが絶滅の危機に瀕している。
ニュルニュラン語族 | |
---|---|
話される地域 | フィツロイ川(英語版)流域、キンバリー地域のダンピエル半島(英語版) |
言語系統 | 語族の一つ |
下位言語 |
|
Glottolog | nyul1248[1] |
灰色は非パマ・ニュンガン語族の言語、ニュルニュラン語族は紫色。 |
下位分類
語彙的、形態的な革新に基づき、2つの語派に分類される[2]。
- 西部語派(Nyulnyulic):
- 東部語派(Dyukun):
- ヤウル語(英語版)
- デュグン語(英語版) †
- ワラワ語(英語版) †
- ニギナ語(英語版)
- ングンバール語(英語版) †
脚注
- ^ Hammarström, Harald; Forkel, Robert; Haspelmath, Martin et al., eds (2016). “Nyulnyulan”. Glottolog 2.7. Jena: Max Planck Institute for the Science of Human History. http://glottolog.org/resource/languoid/id/nyul1248
- ^ Bowern, Clair. 2004. Bardi Verb Morphology in Historical Perspective. PhD, Harvard University.
世界の語族 | |
---|---|
孤立した言語を含む。 ※主要分布地域に掲載(他地域にも分布している場合あり) | |
アフリカ | |
ユーラシア西部 | |
ユーラシア北部 | |
ユーラシア東部 | |
ユーラシア南部 | |
オセアニア |
|
北アメリカ | |
南アメリカ | |
提唱中の語族 | |
大語族仮説 | |
その他 | |
手話 |
- 表示
- 編集