バカルディ (カクテル)

バカルディ
基本情報
種別 ショートドリンク[1]
作成技法 シェイク
TPO オールデイ
ピンク、赤色
グラス   カクテル・グラス
アルコール度数
度数
10度[1]
レシピの一例
ベース バカルディ社のホワイト・ラム
材料
バカルディ社のホワイト・ラム …… 3/4
ライム・ジュース …… 1/4
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バカルディ英語: Bacardi cocktail)とは、バカルディ・ラムをベースに使用したカクテルの名称である。バカルディ社の登録商標であり[2]、一般名称はピンク・ダイキリ(pink daiquiri)である。

由来

1933年アメリカ禁酒法廃止を機に、キューバで設立されたラムメーカー、バカルディ社が販売促進用につくったカクテル。バカルディ社のホワイト・ラムの使用が指定されている。

1936年4月28日ニューヨーク州高位裁判所(英語版)がバカルディ・ホワイト以外のラムを使った「バカルディ」を提供したニューヨークのバーに対し「バカルディは、バカルディ社のラムを使わなければならない」という判決を下したことで有名[3]

レシピの例

バカルディジャパンによるレシピを以下に挙げる[1]

材料
作り方
  1. 材料をシェイカーにいれてシェイクし、カクテル・グラスにそそぐ。

バリエーション

ピンク・ダイキリ
一般的なホワイト・ラムを使用する。ホワイト・ラムはバカルディ社製品に限らない(バカルディはピンクダイキリの一種である。)。
ダイキリ
グレナデン・シロップの代わりに砂糖を使用する。ホワイト・ラムはバカルディ社製品に限らない。
サンチャゴ (Santiago)[4]
ホワイト・ラム(バカルディ社製品に限らない)を1グラス分に増量し、ライム・ジュースとグレナデン・シロップを減量したカクテル。アルコール度数は高くなり、ピンク色は薄めになる。

出典

[脚注の使い方]
  1. ^ a b c “BACARDÍ Cocktail”. バカルディジャパン. 2022年10月8日閲覧。
  2. ^ 日本では、商標登録0614488「BACARDI」(1963年)、登録1458420「バカルディ」(1981年)ほか。
  3. ^ “BACARDI TOASTS 75TH ANNIVERSARY OF NY SUPREME COURT RULING”. 2015年4月17日閲覧。
  4. ^ 中村健二『世界一のカクテル』主婦の友社、2010年、173頁。ISBN 978-4072743935。 

関連項目

外部リンク

  • BACARDIオフィシャルサイト(年齢確認あり、それ以外は英語)
  • バカルディ社企業情報サイト(英語)