ピアドゥ

ピアドゥ
PiaDo
南側入口(2022年10月)
地図
地図
店舗概要
所在地 031-0071
青森県八戸市沼館四丁目7番112号
座標 北緯40度31分41.7秒 東経141度29分51.1秒 / 北緯40.528250度 東経141.497528度 / 40.528250; 141.497528 (ピアドゥ)座標: 北緯40度31分41.7秒 東経141度29分51.1秒 / 北緯40.528250度 東経141.497528度 / 40.528250; 141.497528 (ピアドゥ)
開業日 1998年平成10年)3月12日[1]
正式名称 ピアドゥ
施設管理者 八戸臨海開発株式会社
敷地面積 100,000 m²
延床面積 52,000 m² 
商業施設面積 25,400 m²
営業時間 店舗により異なる
駐車台数 2,100台
外部リンク 公式サイト
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ピアドゥPiaDo)は、青森県八戸市沼館四丁目にある郊外型のショッピングセンター

開業時より、核店舗イトーヨーカドー八戸沼館店であったが、2024年8月31日をもって閉店[2]。後継となるイオングループイオン東北)の店舗は25年4月末の開業予定[2]

概要

沼館地区はもともとは工業専用地域で、長い間遊休地だったが[3]1994年に八戸都市計画地区計画 沼館地区計画(再開発等促進区)[4]が策定され、それに基づき、神戸製鋼所所有の工場用地に開発された商業施設である[5]。運営・管理は、TC神鋼不動産子会社の八戸臨海開発が行っている。

ピアドゥの開店後、南東に「アクロスプラザ八戸沼館」、隣接して「シンフォニープラザ沼館」のほか、量販店や飲食店などが出店。周辺は商業集積が進んだ[3]

イトーヨーカドー八戸沼館店

八戸市内には、1980年4月、県下初の再開発ビルであるとして建てられた八戸スカイビル(十三日町)にイトーヨーカドー八戸店が核店舗として出店していた[6]。八戸沼館店の開業により、八戸店の存廃問題が持ち上がったものの、当時のイトーヨーカ堂幹部は「八戸市内での2店舗並存は可能」としてこれを否定していた。しかし、その後競争の激化や建物の老朽化を理由に八戸店のテナント契約の更新は行われないこととなり、2003年2月23日をもって八戸店は閉店[7][8]。市内のイトーヨーカドーは八戸沼館店のみとなった。

2023年3月、イトーヨーカ堂は経営合理化のため国内店舗を2割超削減し、首都圏に集約する方針を示した。それに則り、12月に2024年夏までに八戸沼館店を撤退する方針であることが、報道機関による関係者への取材で明らかになった[9][10]。その後、後継となるテナントは未定であったが、2024年4月末に八戸臨海開発とイオン東北予約契約を結び、イオン東北系列の店舗が出店することになった[11][12]

当初の発表通り、2024年8月31日をもってイトーヨーカドー八戸沼館店は閉店した[2]

沿革

  • 1996年平成8年) - 着工。
  • 1998年(平成10年)3月12日 - 開業[1]
  • 2023年令和5年)12月14日 - 核店舗であるイトーヨーカドーが来夏撤退することが報道で明らかになる[9][10]
  • 2024年(令和6年)8月31日 - イトーヨーカドーが閉店[2]
  • 2025年(令和7年)春 - イオングループ(イオン東北)の後継テナントが開業〈予定〉[2]

テナント

出店テナントの詳細および営業時間は公式サイト「ショップガイド」を参照。

施設画像

  • イトーヨーカドー 八戸沼館店(2007年9月)
    イトーヨーカドー 八戸沼館店(2007年9月)
  • スーパースポーツゼビオ ピアドゥ八戸店(2007年9月)
    スーパースポーツゼビオ ピアドゥ八戸店(2007年9月)
  • サンデー 八戸沼館店(2007年9月)
    サンデー 八戸沼館店(2007年9月)
  • ヤマダ電機 テックランド八戸店(2022年10月)
    ヤマダ電機 テックランド八戸店(2022年10月)
  • トイザらス・ベビーザらス八戸店(2022年10月)
    トイザらス・ベビーザらス八戸店(2022年10月)

周辺施設・店舗

アクセス

ピアドゥ周辺のバス停位置関係略図
イトーヨーカドーがA区域
トイザらスがB区域
シンフォニープラザがC区域
バス停留所
  • ピアドゥ敷地内には次のように複数のバス停留所が設けられている。
    • 「ピアドゥ前」[13]
      • ホームセンター サンデー近隣、ピアドゥ開業前の停留所名は「高周波前(こうしゅうはまえ)」
    • 「ピアドゥ イトーヨーカドー前」(以下イトーヨーカドー前)
      • イトーヨーカドー・トイザらス近隣
    • 「ピアドゥ ベイパーク前」(以下ベイパーク前)
      • ヤマダ電機・極楽湯近隣
運行路線
下記の通り「八戸市営バス」と「南部バス」により複数の路線が運行されている。
また一部の路線が東日本旅客鉄道(JR東日本)八戸線 本八戸駅を経由している。
  • 中心街ターミナル・本八戸駅方面の路線
    • 市内循環線(市営
      • 中心街ターミナル ⇒ 本八戸駅 ⇒ ピアドゥ前 ⇒ イトーヨーカドー前 ⇒ ベイパーク前 ⇒ アクロスプラザ前 ⇒ ラピア ⇒ 中心街ターミナル
    • ピアドゥ・ラピア線(南部)
      • 八戸(営) ⇒ 中心街ターミナル ⇒ 本八戸駅 ⇒ 年金事務所前 ⇒ イトーヨーカドー前 ⇒ ベイパーク前 ⇒ 日東ボード前 ⇒ ラピア
      • ラピア ⇒ ジェームス前 ⇒ ニトリ前 ⇒ ピアドゥイトーヨーカドー前 ⇒ ベイパーク前 ⇒ アクロスプラザ前 ⇒ 年金事務所前 ⇒ 中心街ターミナル ⇒ 八戸(営)
  • 市内郊外方面の路線
    • 岬台団地線(南部)
      • 岬台団地 ⇒ 労災病院前 ⇒ ラピア ⇒ ピアドゥイトーヨーカドー前
      • イトーヨーカドー前 ⇒ ベイパーク前 ⇒ アクロスプラザ前 ⇒ ラピア ⇒ 労災病院前 ⇒ 岬台団地
    • お買い物ライナー(南部)
      • ラピア ⇒ ジェームス前 ⇒ ニトリ前 ⇒ ピアドゥイトーヨーカドー前 ⇒ ベイパーク前 ⇒ アクロスプラザ前 ⇒ ピアドゥ前 ⇒ 八太郎 ⇒ 河原木団地
      • 河原木団地 ⇒ 石堂 ⇒ 八戸城北病院 ⇒ ピアドゥ前 ⇒ イトーヨーカドー前 ⇒ ベイパーク前 ⇒ アクロスプラザ前 ⇒ ラピア
企画乗車券など
  • ピアドゥ・ラピア・南部バスが共同で企画し、ピアドゥ - 八戸ラピアバスターミナル間が乗降自由となるフリー乗車券「ラピアドゥ!パス」(100円:有効期間は購入当日限り)を発売している。ピアドゥ内ではイトーヨーカドー八戸沼館店1階サービスカウンターにて発売。
繁忙期の迂回運行
  • クリスマスや年末年始の時期にはピアドゥ周辺で大規模な渋滞が発生することがあり迂回運行が実施される。
  • 迂回運行は敷地内へは入らない為、「ヨーカドー前」と「ベイパーク前」は経由せず「ピアドゥ前」のみバスの発着が行われる[14]

脚注

[脚注の使い方]
  1. ^ a b “イトーヨーカ堂、今期10店舗を出店”. 日本食糧新聞(日本食糧新聞社). (1998年5月18日)
  2. ^ a b c d e 「イトーヨーカドー八戸沼館店26年の歴史に幕」『東奥日報』東奥日報社、2024年8月31日。2024年8月31日閲覧。
  3. ^ a b “ヨーカドー発端で商業集積 元は工業専用地域/八戸・沼館地区”. Web東奥 (2014年9月1日). 2024年9月4日閲覧。
  4. ^ 八戸都市計画地区計画 沼館地区計画 八戸市
  5. ^ ピアドゥ | TC神鋼の賃貸 | TC神鋼不動産株式会社
  6. ^ “どっと四万人の買い物客 八戸スカイビルが開店 早朝からお祭り騒ぎ”. デーリー東北 (デーリー東北新聞社).. (1980年4月20日)
  7. ^ “ヨーカドー「八戸店」来年2月閉店へ 青森県八戸市”. タイハン特報 (大量販売新聞社). (2002年12月9日)
  8. ^ “イトーヨーカ堂八戸店は来年2月末で撤退 青森県八戸市”. タイハン特報 (大量販売新聞社). (2002年8月22日)
  9. ^ a b “八戸 「イトーヨーカドー八戸沼館店」来年夏ごろに閉店へ”. NHK NEWS WEB (2023年12月15日). 2023年12月15日閲覧。
  10. ^ a b “イトーヨーカドー八戸沼館店 来年閉店へ”. WEB東奥 (2023年12月15日). 2023年12月14日閲覧。
  11. ^ “ヨーカドー八戸沼館店後継はイオン東北”. 東奥日報 (2024年6月13日). 2024年6月13日閲覧。
  12. ^ “イトーヨーカドー八戸沼館店の後継はイオン東北”. デーリー東北 (2024年6月13日). 2024年6月13日閲覧。
  13. ^ 八戸市営バスでは停車するが、南部バスでは2019年4月のダイヤ改正以降は「お買物ライナー」以外は停車しない。
  14. ^ 路線バス Topix | 南部バス

外部リンク