ペリ
この項目では、妖精について説明しています。映画については「ペリ (映画)」をご覧ください。 |
ペリ(ペルシア語: پری, ラテン文字転写: parī)は、イランの高原地帯に棲んでいるとされる妖精の一種。
背中に翼のある人間の姿をしており、魔法を使える。男女ともに理想的な姿で、男は威厳があり、女は美しいという。四大元素の内の火から作られた存在で、麝香やシタンなどの香りが食べ物とされる。
普段は峻厳とした山の頂上や、深い泉の底にいるが、たまに人間の世界に行くこともある。日本の天女と同じように、ペリの女性が人間の男と結婚する事もあるという。
西洋音楽での使用
- ロベルト・シューマン:世俗オラトリオ『楽園とペリ』(1843年)
- ヨハン・ブルグミュラー:バレエ『ラ・ペリ』(1843年)
- ギルバート・アンド・サリヴァン:コミックオペラ『イオランテ、または貴族と妖精』 (Iolanthe; or, The Peer and the Peri) (1882年)
- ポール・デュカス:バレエ『ラ・ペリ』(1912年)
脚注
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参考文献
関連項目
- ラ・ペリ(ペリを題材にしたバレエ音楽)
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