マリブ・アーバン・ジャム・ステーション

マリブ・アーバン・ジャム・ステーション(MARIVE URBAN JAM STATION)は、1992年4月から1996年3月まで[1]bayfmで毎週金曜日午前9時〜午後4時に生放送していた7時間ワイドプログラムのラジオ番組。メインパーソナリティは、松尾潔高木理恵

概要

千葉市幕張新都心ワールドビジネスガーデン内にある、当時はbayfmのサテライトスタジオとして稼動していた「スタジオマリブ」(現在は本社スタジオ)より放送。番組名に「マリブ」という名称が入っているのもその由縁である。

番組内容

  • 毎週FAXテーマ(お題)を決め、それに関連したリスナーからのFAX投稿を読んだり、リクエスト曲をかけたりしていた。
  • 放送開始当初は、bayfmの「ゾーニングプログラム」編成の一環で「7時間 all black music program」と銘打っており、エンディングには「企画・選曲:松尾潔」とクレジットが入っていた。放送される曲はブラックミュージックが多かったが、1995年頃から11時台に「Japanese Selection」が設けられるなど、J-POPやダンスミュージックも多くかかるようになった。
  • 長丁場の番組ゆえ、松尾と高木が全編で出演するわけではなく、両名の休憩時間を考慮してか、単独進行パートや内包コーナーが設けられていた。1995年頃からは、途中12〜13時に、神崎まきと松尾潔の『Black Berry Jam』、または佐藤聖子と松尾の『Blue Berry Jam』というコーナー(隔週で交代)があり、高木理恵はこのコーナー中だけ番組からはずれた。11時台は、高木の単独のトークが多かった。
  • 途中には天気予報のコーナー「高塚てつ彦のズバリ当てます」が設けられていた。基本的には、高塚てつ彦気象予報士)により、通常の天気予報と、リスナーからリクエストのあった場所のピンポイント天気予報を行なった。そして、松尾・高木とフリートークを交えながら、気象に関係する雑学なども放送した。気象情報とは全く関係ない話題のフリートークに3人で脱線することも多々あったが、高塚の元テレビアナウンサーという経歴から、トークにその才能が垣間見られた。

番組エピソード

  • この後、松尾のプロデュースでブレイクすることになる平井堅も、1995年12月上記の『Black Berry Jam』に、シングル横顔のプロモーションでゲスト出演している。松尾と平井の顔合わせやトークはこの場が初めてであったが、この際松尾は、デビュー前の平井堅のことを、レコーディングスタジオで一方的にだが見かけたと語った。

復活特番

  • 2014年9月23日(秋分の日)にbayfmの開局25周年記念特番として『Marive Urban Jam Station 2014』、2015年10月12日(体育の日)に『Marive Urban Jam Station 2015』がそれぞれ放送された。

出演者

脚注

  1. ^ インフォメーション bayfm 25th Anniversary Special ページ 2014年9月23日閲覧

関連項目

マリブ・アーバン・ジャム・ステーション の前後の番組(前期)
前番組 番組名 次番組
Tokyo Bay Morning
(源馬ちかこ)
6〜9時
マリブ・アーバン・ジャム・ステーション

9時〜16時
FLIX FREAK
帆足由美
16時〜
マリブ・アーバン・ジャム・ステーション の前後の番組(後期)
前番組 番組名 次番組
Tokyo Bay Morning
門脇知子
6〜9時
マリブ・アーバン・ジャム・ステーション

9時〜16時