マルグリット・ド・フランス

マルグリット・ド・フランス(Marguerite de France)は、フランス王国の女性王族の名前。カペー朝直流やヴァロワ家出身のフランスの姫宮たちに、この名で呼ばれる人物が複数存在した。

  • マルグリット・ド・フランス (1158-1197) - フランス王ルイ7世とコンスタンス・ド・カスティーユの娘。若ヘンリー(ヘンリー2世の息子)と結婚した後、ハンガリー王ベーラ3世と結婚した。
  • マルグリット・ド・フランス(1254年 - 1271年) - 聖王ルイ9世とマルグリット・ド・プロヴァンスの娘。1270年にブラバント公ジャン1世と結婚したが、嗣子はいなかった。
  • マルグリット・ド・フランスまたはマーガレット・オブ・フランス(1275年 - 1318年) - 豪胆王フィリップ3世とマリー・ド・ブラバンの娘。1299年にイングランド王エドワード1世と結婚した。
  • マルグリット・ド・フランス(1288年 - 1312年) - 端麗王フィリップ4世とナバラ女王フアナ1世の娘。姻戚も嗣子もないまま没した。
  • マルグリット1世 (ブルゴーニュ女伯)(1310年 - 1382年) - 長躯王フィリップ5世とジャンヌの娘。フランドル伯ルイ1世と結婚した。
  • マルグリット・ド・フランス(1347年 - 1352年) - 善良王ジャン2世とボンヌ・ド・リュクサンブールの娘。
  • マルグリット・ド・フランス(1407年 - 1458年)- フランス王シャルル6世とオディネット・ド・シャンディヴェルスの非嫡出子。1428年にベルヴィルとモンテギュの領主ジャン・ド・ベルヴィルと結婚した。
  • マルグリット・ド・フランスまたはマルグリット・ド・ナヴァル、マルグリット・ダングレーム(1492年 - 1549年) - フランソワ1世の姉。ナバラ王エンリケ2世と結婚した。
  • マルグリット・ド・フランス (1523-1574) またはマルグリット・ド・ヴァロワ - フランソワ1世とクロード・ド・フランスの娘。1559年にサヴォイア公エマヌエーレ・フィリベルトと結婚した。
  • マルグリット・ド・フランスまたはマルグリット・ド・ヴァロワ(1553年 - 1615年) - アンリ2世とカトリーヌ・ド・メディシスの娘。1572年にナバラ王エンリケ3世(後のフランス王アンリ4世)と結婚したが、1599年に離婚した。

関連項目

  • マルグリット (曖昧さ回避)
  • マルグリット・ド・ヴァロワ (曖昧さ回避)
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