マーク・ストランド
Mark Strand マーク・ストランド | |
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誕生 | (1934-04-11) 1934年4月11日 カナダ・サマーサイド |
死没 | (2014-11-29) 2014年11月29日(80歳没) アメリカ合衆国・ニューヨークブルックリン |
国籍 | アメリカ合衆国 |
主な受賞歴 | ピューリッツァー賞 詩部門(1999) |
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マーク・ストランド(Mark Strand、1934年4月11日 - 2014年11月29日[1])はアメリカ合衆国の詩人。
経歴
カナダのプリンスエドワード島に生まれる。1938年に家族でアメリカ合衆国に移住。オハイオ州のカレッジを卒業後、イェール大学で美術を学び、イタリア留学を経験した。その後文学者となり、大学で教えながら詩を書いた。主にユタ大学、シカゴ大学、コロンビア大学で教えた。1964年に『片眼を開けて眠りながら』で詩人としてデビューした。1990年にはアメリカ議会図書館の桂冠詩人を務めた[2]。
1999年に『吹雪(Blizzard of One)』でピューリッツァー賞 詩部門を受賞。小説集『犬の人生』は村上春樹によって日本語訳がされた。『犬の人生』訳者あとがきによれば、親交のあったレイモンド・カーヴァーが亡くなった際にその自宅を訪ねたときに、カーヴァーの本棚にあった現代詩アンソロジーをめくっていてストランドの詩に出会ったという。村上のノンフィクション作品『約束された場所で』のタイトルも、ストランドの詩の一節からとったものである[3]。
出典
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