君臣佐使
君臣佐使(くんしんさし)とは、漢方医学または本草学で生薬をその役割から4つに分類する考え方[1]。
概説
漢方薬に配合された生薬を、それぞれの役割から君薬(くんやく)、臣薬(しんやく)、佐薬(さやく)、使薬(しやく)の4つに分類する。
- 君薬:作用の中心的役割を果たす
- 臣薬:君薬に次いで重要な作用を果たす
- 佐薬:合併症を治療したり、君薬の毒性を抑えたりすることで、君薬を助ける役割を果たす[2]
- 使薬:君薬、臣薬、佐薬の作用を調和するなど補助的役割を果たす[2]
参考文献
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