『多武峯少将物語』(とうのみねしょうしょうものがたり)は、物語。1巻。高光日記とも。作者不詳。応和~康保年間成立か。右少将藤原高光が961年(応和元年)8月多武峯に移り、草庵をむすぶまでを、藤原高光と妻(少将敦敏の女)、妹(愛宮)らとのあいだでかわされた和歌を中心に叙する。