大原 孝治(おおはら こうじ、1963年8月23日 - )は、日本の実業家。株式会社オーベロンホールディングス創業会長、株式会社オーベロンマーケティング創業会長。
パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(PPIH)代表取締役社長、ドン・キホーテ代表取締役社長など、PPIHグループの代表を歴任。
略歴
東京都出身。
- 1993年 - ドン・キホーテへ入社。第一号店となる府中店のコーナー担当者を経て、木更津店・幕張店・市原店の立ち上げの店長を務める。
- 1995年 - 取締役第二営業本部長。
- 2005年 - リアリット社長。
- 2009年 - 日本商業施設社長。
- 2012年 - ドン・キホーテシェアードサービス社長。
- 2013年 - ドン・キホーテ社長、ドンキホーテホールディングス(ドンキHD、現パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス)副社長。
- 2014年 - ドンキHD社長[1][2]。
- 2017年 - ドイト(現スカイグリーン)社長。
- 2019年 - ユニー会長。
- 第43回経済界大賞優秀経営者賞を受賞[3]。
- 9月25日 - 社長を退任。創業会長特任顧問に就任予定で、米事業会社のパン・パシフィック・リテール・マネージメント社長として、米国事業に専念することとなるとされた[4] が、この日をもってPPIHグループの全ての役職を辞任し、グループから離れている[5][6]。
- 2020年12月3日 - ドンキHDに対する2018年の株式公開買い付けを巡り、東京地検特捜部により金融商品取引法違反(取引推奨)の疑いで逮捕[7][8]。
- 2021年4月27日 - 上記事件について、東京地方裁判所は懲役2年・執行猶予4年の判決を言い渡した[9]。
脚注
[脚注の使い方]
- ^ “ドンキホーテホールディングス社長に大原氏”. 日本経済新聞社. (2018年6月27日). https://www.nikkei.com/article/DGXNASDZ270CP_X20C14A6TJ1000/ 2018年2月8日閲覧。
- ^ “ドンキホーテHD/大原副社長が社長に”. 流通ニュース. (2018年6月27日). https://www.ryutsuu.biz/strategy/g062717.html 2018年2月8日閲覧。
- ^ 『経済界』 2018.2月号(No.1100)第43回経済界大賞
- ^ “「ドンキ」のパンパシHD、社長に吉田氏”. 日本経済新聞 (2019年8月13日). 2019年8月14日閲覧。
- ^ “当社海外子会社における増資(既存株主への追加割当)及び当社グループ海外事業の体制に関するお知らせ /2.当社グループの海外事業における体制について”. 2019年12月6日閲覧。
- ^ PPIH/大原孝治前社長が全役職を辞任 流通ニュース経営/2019年12月06日
- ^ “ドンキ前社長を逮捕 自社株の購入、不正に勧めた疑い”. 朝日新聞 (2020年12月3日). 2021年1月18日閲覧。
- ^ “ドンキ前社長を逮捕、株不正推奨の疑い 東京地検”. 日本経済新聞 (2020年12月3日). 2021年1月18日閲覧。
- ^ “ドンキ前社長に有罪判決”. ロイター. (2021年4月27日). https://jp.reuters.com/article/idJP2021042701002214 2021年4月27日閲覧。
- 先代
- 安田隆夫
| - ドンキホーテ社長
- 2013年 - 2019年
| - 次代
- 吉田直樹
|
- 先代
- 安田隆夫
| - パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス社長
- 2014年 - 2019年
| - 次代
- 吉田直樹
|
- 先代
- 安田隆夫
| - パン・パシフィック・インターナショナルホールディングスCEO
- 2015年 - 2019年
| - 次代
- 吉田直樹
|
- 先代
- 髙橋光夫
| - ドイト(現スカイグリーン)社長
- 2017年 - 2019年
| - 次代
- 渡辺英樹
|
- 先代
- (新設)
| - ユニー会長
- 2019年 - 2019年
| - 次代
- (廃止)
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