宇都宮章吾

宇都宮 章吾(うつのみや しょうご、1956年2月15日 - )は熊本県阿蘇郡南小国町在住のアマチュア天文家コメットハンター彗星捜索家)。

熊本県立小国高等学校出身。高校在学中は天文部に所属していた。卒業後は家業の農業を継ぎ、その傍らで本格的な探索活動を行っている。観測は手作りの観測小屋に設置したフジノン製の大型双眼鏡(口径15cm)で行っている。

1997年から2002年までに自身の名前の入った3個の彗星を発見している。それ以外にも、名前は付いていないが2個の彗星を(再)発見している。

経歴

彗星の発見日は日本標準時

  • 熊本県立小国高等学校卒業。
  • 1975年12月1日 - 佐藤彗星 (C/1975 X1)を独立発見[1]
  • 1995年9月18日 - 122P/デヴィコ彗星を再発見。
  • 1997年10月3日 - 宇都宮彗星 (C/1997 T1)を発見。
  • 2000年11月19日 - 宇都宮・ジョーンズ彗星 (C/2000 W1)を発見。
  • 2001年 - エドガー・ウィルソン賞を日本人として初めて受賞。
  • 2002年3月19日 - 宇都宮彗星 (C/2002 F1)を発見。
  • 2002年 - 2度目となるエドガー・ウィルソン賞を受賞。

出典

  1. ^ 日本人が発見した新彗星リスト