安北大都護府
安北大都護府(あんぽくだいとごふ、拼音:Ānběidàdōuhùfǔ)は、中国の唐代に外モンゴルに置かれた軍事行政機関。
沿革
貞観21年(647年)、燕然都護府を鬱督軍山に設置。鉄勒諸部が唐に帰順したため、その地を分けて13の州府を置いた。
総章2年(669年)8月、瀚海都護府から安北都護府に改称。鉄勒の回紇(ウイグル)部を領す。
開元12年(724年)、府治を天徳軍に遷す。
天宝4載(745年)10月、安北都護府に陰山県を置く。
土貢
野馬胯革
戸数
2006
人口
7498人
領県
- 陰山県…天宝元年(742年)に設置。
- 通済県
おもな安北大都護
大都護
- 李旦
- 王晙(景龍末)
副大都護
脚注