山岳土木

山岳土木(さんがくどぼく)とは、山岳地帯における土木施設整備・土木技術を取り扱う土木事業分野の呼称。山岳地帯に築かれるダム道路(山岳道路)・鉄道山岳鉄道)などのトンネル発電所などが該当[1]

1級土木施工管理技士資格の試験区分の専門土木に、鋼構造物コンクリート構造物河川都市土木(内容は、鉄道(営業線近接工事、軌道工事等)、地下構造物(シールド工事等)、衛生工学上下水道小口径管推進工法、薬液注入工法等)、道路港湾海岸、とならんで、「山岳土木」がある。その内容は砂防ダム、山岳トンネルなどである[2]

脚注

  1. ^ 第一回テーマ:山岳土木 Technical Tradition ベテランからの助言 鹿島建設株式会社
  2. ^ 1級土木施工管理技士学科試験要点チェック 2017年版 著者: 清水一都。他は土木一般(土工コンクリート工、基礎工)、法規(労働基準法労働安全衛生法建設業法、道路関係法、河川法建築基準法火薬類取締法騒音規制法振動規制法港則法海洋汚染等及び海上災害の防止に関する法律(海洋汚染防止法)、海上衝突予防法水質汚濁防止法土壌汚染対策法)、共通工学(測量契約設計図書)、工程管理(施工計画工程管理安全管理品質管理環境保全)である。

参考文献

  • 山岳土木 : 現場レポート ユーラス大豊ウインドファーム建設工事 株式会社竹中土木 人工衛星の測位情報を最大限に活かす 日本建設業連合会広報委員会 企画・編集 8 (5), 15-17, 2018

関連項目

外部リンク

  • 新版 山岳土木工事編 鹿島事業協同組合連合会