成毛基雄
成毛 基雄(なるげ もとお、1874年(明治7年)1月 - 1950年(昭和25年)2月20日)は、日本の内務官僚。内閣拓殖局長、官選奈良県知事。
略歴
1874年(明治7年)1月、成毛勝蔵の長男[1]として千葉県香取郡高岡村に生まれる。帝国大学農科大学乙科[1]、東京専門学校英語政治科(現早稲田大学政治経済学部)、和仏法律学校(現法政大学)法律科(1901年(明治34年))を卒業する。
1905年(明治38年)11月に高等文官試験行政科に合格して、大蔵省に入省し内務省に転じた[2]。宮城県玉造郡長、富山県事務官・警察部長、秋田県・熊本県・兵庫県の警察部長、埼玉県・兵庫県・愛知県の内務部長を歴任する。
1922年(大正11年)に奈良県知事に就任し、1927年(昭和2年)に内閣拓殖局長に就任する。1929年(昭和4年)に退官し[2]、その後、富士見高等女学校校長、法政大学理事などを務めた。
1950年2月20日に死去。
脚注
- ^ a b 『新編日本の歴代知事』718頁。
- ^ a b 『日本官僚制総合事典1868-2000』186頁。
参考文献
- 『明治大正人物事典Ⅰ』(日外アソシエーツ、2011)
- 『法政大学八十年史』(法政大学、1961)
- 歴代知事編纂会編『新編日本の歴代知事』歴代知事編纂会、1991年。
- 秦郁彦編『日本官僚制総合事典1868-2000』第2版、東京大学出版会、2007年。
外部リンク
- 文官高等試験合格者一覧 - ウェイバックマシン(2011年12月3日アーカイブ分)
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