抱合
抱合(ほうごう)はおもに次の2つの意味で用いられる。
- 生化学、生理学の抱合。生物における代謝の一型式で、薬物などの外来物質(異物)や体内由来の一部物質(ホルモン、胆汁酸、ビリルビンなど)に他の親水性分子(硫酸、グルクロン酸、グルタチオンなど)が付加される反応をいう。薬物代謝を参照。
- 言語学の抱合(incorporation)。名詞と動詞の複合によって新たな動詞語幹を造る形態論的プロセス。複統合語や抱合語に見られる。
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