昭和ビル
この項目では、横浜市の建築物について説明しています。東京・丸の内にあり、竣工当初「昭和ビルディング」の名称であったビルについては「内外ビルディング」をご覧ください。 |
昭和ビル | |
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情報 | |
旧名称 | カストム・ブローカー・ビル |
用途 | オフィス、店舗 |
設計者 | 川崎鉄三 |
施工 | 戸田組[1] |
構造形式 | 鉄筋コンクリート構造[2] |
階数 | 地上3階 |
竣工 | 1932年[2][注釈 1] |
所在地 | 〒231-0002 神奈川県横浜市中区海岸通1丁目 |
座標 | 北緯35度26分53.85秒 東経139度38分36.23秒 / 北緯35.4482917度 東経139.6433972度 / 35.4482917; 139.6433972 (昭和ビル)座標: 北緯35度26分53.85秒 東経139度38分36.23秒 / 北緯35.4482917度 東経139.6433972度 / 35.4482917; 139.6433972 (昭和ビル) |
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昭和ビル(しょうわビル)は、神奈川県横浜市中区海岸通1丁目に所在する建築物である。
歴史
海岸通と日本大通がT字路となる、現在の開港資料館前交差点付近に、1932年(昭和7年)[2][注釈 1]に建設された。当初はカストム・ブローカー・ビル[注釈 2]の名称で、昭和ビルと、ほぼ同じデザインのキッコーマンビルの2館で構成されていたが、キッコーマンビルは2000年に解体され[4]、裏手の東西上屋倉庫(2008年解体)とともに象の鼻パークとして整備された[5]。
建築
スクラッチタイル張りの外観が特徴的で[1]、1階にはカフェと弁当店が入る。通りから見て右隣にあったキッコーマンビルもほぼ同一の意匠であり、1階でつながっていた。昭和ビルの中心から左半分は、地図の発行年によって「並木ビル」「藤本ビル」とも表記されていた[3]。本ビルを設計した川崎鉄三は海岸通沿いに建つ横浜貿易会館や大さん橋近くのジャパンエキスプレスビル、山下町のインペリアルビルなど大正末期から昭和初期にかけての関内地区のオフィスビルを多く手掛けている[4]。
注釈
脚注
- ^ a b 昭和ビル(旧カストムブローカービル)(横浜市建築設計協同組合)
- ^ a b c 『東京&横浜の長寿建築 続』
- ^ a b “海岸通り界隈”. 週刊 横濱80's (2014年12月21日). 2016年7月2日閲覧。
- ^ a b c 吉田鋼市「川崎鉄三 昭和初期の横浜のモダニズム建築の先駆者」(pdf)『横濱新聞』第25巻、横浜歴史資産調査会、2011年3月18日。
- ^ 東西上屋倉庫(横浜近代建築アーカイブクラブ)
参考文献
- 川本明生『東京&横浜の長寿建築 続』深夜叢書社、2014年7月、146頁。ISBN 978-4-88032-416-6。
象の鼻パーク | ||||
横浜税関分庁舎 | 横浜海洋会館 | |||
昭和ビル | ||||
神奈川県庁舎 | 横浜開港資料館 |
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