曲長通

曲長通交差道路標識(2010年8月)

曲長通(かねちょうどおり)は北海道札幌市手稲区にある札幌圏都市計画道路である。

地名ではないが、難読地名として知られている。

概要

  • 起点:札幌市手稲区稲穂4条7丁目
  • 終点:札幌市手稲区手稲山口(=国道337号交点)
  • 延長:2.55km
  • 車線数:全線2車線(片側1車線)
  • 制限速度:全線時速50km
  • 起点から国道5号交点までは未整備である。

歴史

概要

  • 曲長通の名称は、1904年から1938年まで、現在の札幌運転免許試験場付近にあった「曲長農場」に由来する[1]。「曲長」とは、1874年に札幌に移住した大津の人・本間長助の屋号からとったもの。曲長商店は明治10年創業の、札幌で最も古い酒造業者の一つで、店舗は南3条東2丁目にあった[2]
  • 曲長通の名称ももともとは稲穂2条5丁目付近で旧国道5号から分かれて北上し、現在の稲穂駅付近で線路を渡り、曲長農場に向かう道路の名称であった。その名残として、本来の曲長通にはジェイ・アール北海道バスの「曲長通」停留所がある。

年表

  • 1986年昭和61年) - 曲長通跨線橋完成。
  • 2007年平成19年) - 星置2条1丁目(下手稲通交点)~手稲山口(国道337号交点)間開通。

主な接続道路

  • 曲長通跨線橋

沿線の施設

関連項目

注釈

  1. ^ 手稲区史跡ガイドホームページ
  2. ^ 『札幌地名考』札幌市教育委員会、1977年、167頁。 
  • 表示
  • 編集