李成市
李 成市(リ・ソンシ、朝: 이성시, 1952年 - )は、日本の東洋史学者。早稲田大学文学学術院名誉教授(文学部)。在日韓人歴史資料館館長。専門は韓国古代史、東アジア史[1]。愛知県名古屋市出身[1]。
経歴
- 1976年 - 早稲田大学第一文学部東洋史学科卒業。
- 1982年 - 早稲田大学大学院文学研究科博士課程満期退学。
- 1992年 - 横浜国立大学教育学部助教授。
- 1995年 - 早稲田大学文学部助教授。
- 1998年 - 「古代東アジアの民族と国家」で文学博士(早稲田大学)。
- 1998年 - 早稲田大学文学部教授[2]。
- 2012年 - 早稲田大学文学学術院長、文学部長(2014年9月まで)。
- 2017年 - 在日韓人歴史資料館(東京都港区)2代目館長[3]。
- 2023年 - 早稲田大学名誉教授。
著書
- 『東アジアの王権と交易 正倉院の宝物が来たもうひとつの道』(青木書店、1997年)
- 『古代東アジアの民族と国家』(岩波書店、1998年)
- 『東アジア文化圏の形成』(山川出版社 世界史リブレット、2000年)
共編著
- 『古代朝鮮の考古と歴史』早乙女雅博共編(雄山閣、2002年)
- 『植民地近代の視座 朝鮮と日本』宮嶋博史、尹海東、林志弦共編(岩波書店、2004年)
- 『東アジア古代出土文字資料の研究』工藤元男共編(雄山閣 アジア研究機構叢書、2009年)
- 『いま〈アジア〉をどう語るか』有馬学,松本健一,中島岳志,劉傑共編著(弦書房、2011年)
- 『「韓国併合」100年を問う 『思想』特集・関係資料』趙景達,宮嶋博史,和田春樹共編 (岩波書店、2011年)
- 『岩波講座日本歴史』大津透,桜井英治,藤井譲治,吉田裕と編集委員(岩波書店、 2013年-)
脚注
[脚注の使い方]
- ^ a b “駐日韓国文化院 Korean Cultural Center”. www.koreanculture.jp. 駐日韓国大使館 韓国文化院. 2020年12月22日閲覧。
- ^ “早稲田大学 研究者データベース”. researchers.waseda.jp. 2019年7月17日閲覧。
- ^ [1]