柴谷久雄
柴谷 久雄(しばたに ひさお、1910年2月11日[1] - 1996年7月29日[2])は、日本の教育学者。
経歴
和歌山県出身。1936年広島文理科大学教育学科卒、福島県師範学校教員、浜松師範学校教員、1943年応召し、敗戦でシベリアに抑留され、48年復員。和歌山県教育委員会指導主事、大阪市教育委員研究所長、1962年「バートランド・ラッセルの教育思想研究」で広島大学教育学博士。1966年広島大学教育学部教授、同附属幼年教育研究施設長、附属幼稚園長。73年定年退官、四天王寺女子大学(四天王寺国際仏教大学)教授。[3]
著書
- 『ラッセルにおける平和と教育』御茶の水書房 1963
- 『道徳の時間を生かすには』教育タイムス社 1964
- 『現代の問いにこたえる教育』黎明書房 1971
- 『遊びによる人間形成 保育の哲学』黎明書房 1973
- 『日本人の教育 狂気の教育から正気の教育へ』黎明書房 1979
- 『授業に生命を吹きこむもの』黎明書房 1980