梵梵温泉

座標: 北緯24度36分58秒 東経121度31分24秒 / 北緯24.616122度 東経121.523395度 / 24.616122; 121.523395

梵梵温泉
各種表記
繁体字 梵梵溫泉
簡体字 梵梵温泉
拼音 fànfàn Wēnquán
注音符号 ㄈㄢˋ ㄈㄢˋ ㄨㄣ ㄑㄩㄢˊ
発音: ファンファン ウェンチュエン
広東語拼音 faan4 faan4 wan1 cyun4
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梵梵温泉(ぼんぼんおんせん、fànfàn wēnquán)は、台湾宜蘭県大同郷英士村(中国語版)の温泉(野湯)。

温泉の語源はタイヤル語BONBON(温泉から湯が湧き出す時の音を指す)に由来する[1]。このため、当初は日本語読みで梵梵(ボンボン)と呼ばれていたが[2]、現在使用されている北京語の発音(fànfàn)だと音が一致しないため、芃芃温泉(péngpéng wēnquán ほうほうおんせん)に改名すべきとの意見もある[1]

2016年12月24日、梵梵温泉においてCMを撮影する際、雪景色を表現するために200キロもの塩を河原に撒き、周囲の環境が汚染される事件が発生した[3]

泉質

梵梵温泉は湧出量は少ないものの、年間を通して枯れることはない。水質は透明で澄み渡っており、泉温は約60℃、pH6.4。炭酸水素イオン約707ppm、ナトリウムイオン約326ppmを含む炭酸水素塩泉[4]

なお、雨天時や大雨の後には水没している場合もある[5]

参考文献

  • 鈴木浩大『湯けむり台湾紀行』まどか出版、2007年5月。ISBN 978-4-94-423535-3。 
  • 宋聖榮、劉佳玖『台湾地理百科23 台湾的温泉』遠足文化、2007年5月。ISBN 978-9-57-280317-2。 

脚注

  1. ^ a b 台灣蘋果日報 (2016年12月25日). “芃芃溫泉還是梵梵溫泉? 居民這麼說”. 2017年5月19日閲覧。
  2. ^ 鈴木浩大 2007, p. 132.
  3. ^ 経済部中央地質調査所. “【芃芃】文史資料”. 2017年5月19日閲覧。
  4. ^ 宋聖榮 2007, p. 134.
  5. ^ 鈴木浩大 2007, p. 133.
用語
温泉地の地図記号
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関連人物
関連項目
外部リンク
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