河島基弘

河島 基弘(かわしま もとひろ、1965年9月 - )は、日本社会学者群馬大学社会情報学部講師。静岡県浜松市出身。専門は社会学[1]

来歴・人物

物心ついた時から動物が好きで、子供時代の夢は動物学者になることであった。しかし、高校の生物の授業があまりにも退屈なため挫折した。また、社会問題への関心が強くなったこともあって、大学では政治学を専攻し、卒業後の職業として記者を選んだ。趣味は読書、旅行、テニス、スキー、スキューバダイビングなどのお決まり物に加え、空手、パラグライダー、乗馬、カヤックなども経験あり。現在はジムでのトレーニングと水泳[2]

専門分野

社会学

  • 文化社会学

社会人類学、比較文化論、環境倫理

研究テーマ

  • 人間と動物の関係についての歴史的・比較文化論的考察
  • メディアによる他文化表象の問題
  • 高等教育の質の変容に関する研究

著書・論文

著書

  • 『神聖なる海獣: なぜ鯨が西洋で特別扱いされるのか』(ナカニシヤ出版、2011年)ISBN 4779505577
  • 『イメージの中の日本』(慶應義塾大学出版会、2008年)ISBN 4766415396
  • 大石裕, 山本信人, 山腰修三, 祁景瀅, 烏谷昌幸, 山口信治, 飛鳥田麻生, 阿部るり, 河島基弘, 謝東『メディア・ナショナリズムのゆくえ : 「日中摩擦」を検証する』朝日新聞社〈朝日選書〉、2006年。ISBN 4022599073。 NCID BA78628133。CRID 1130282272024534144。 

論文

  • 河島基弘「欧米で鯨が特別視される理由の批判的考察」『群馬大学社会情報学部研究論集』第17巻、群馬大学社会情報学部、2010年3月、1-17頁、ISSN 1346-8812、CRID 1050001337664042112。 
  • 河島基弘「反捕鯨と抗議ビジネス ―環境保護団体の鯨保護キャンペーンの一側面―」『群馬大学社会情報学部研究論集』第17巻、群馬大学社会情報学部、2010年3月、19-35頁、ISSN 1346-8812、CRID 1050282812640752768。 
  • 河島基弘「『ザ・コーヴ』は問題作品か ―あるドキュメンタリー映画の手法と内容の考察―」『群馬大学社会情報学部研究論集』第18巻、群馬大学社会情報学部、2011年3月、35-48頁、ISSN 1346-8812、CRID 1050564287618559616。 
  • 河島基弘「デンマーク領フェロー諸島の捕鯨文化 : 和歌山県太地町との比較から」『国立民族学博物館調査報告』第149巻、国立民族学博物館、2019年6月、153-172頁、doi:10.15021/00009434、ISSN 1340-6787、CRID 1390009224822098176。 

所属学会

  • 日本マス・コミュニケーション学会
  • 日本国際文化学会
  • 日本比較文化学会
  • ヒトと動物の関係学会

脚注

  1. ^ “教員紹介 河島 基弘 (かわしま・もとひろ)講師”. 群馬大学社会情報学部. 2012年2月29日閲覧。
  2. ^ “河島基弘 自己紹介”. 群馬大学社会情報学部. 2012年2月24日閲覧。

外部リンク

  • 群馬大学社会情報学部 河島基弘のページ
  • AKAGIサービス終了のお知らせ 群馬大学学術情報リポジトリ
典拠管理データベース ウィキデータを編集
全般
  • ISNI
  • VIAF
  • WorldCat
国立図書館
  • アメリカ
  • 日本
  • 表示
  • 編集