洪 自誠(こう じせい、生没年未詳)は、中国明代の著作家。 本名は洪応明で、「自誠」は字。号は、還初道人。万暦年間(1573年 - 1620年)の人物とされる[1]。
著書に、儒仏道の三教を融合した随筆集『菜根譚』、仙界・仏界の古典のなかから逸事や名言を抜き出して編集した『仙仏奇蹤』四巻がある[2]。
守屋洋によれば、詳しい経歴は不明ながら、若い頃科挙の試験に合格して官界に進んだが中途で退き、もっぱら道教と仏教の研究に勤しんだとされる[2]。
参考文献
守屋洋『[決定版]菜根譚』PHP研究所、2007年
脚注
- ^ 湯浅邦弘『ビギナーズ・クラシックス中国の古典 菜根譚』角川ソフィア文庫、2014年。p.11.
- ^ a b 守屋(2007年)p.15
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