溝口 月耕(みぞぐち げっこう、生没年不詳)は、明治時代の洋画家・版画家。
来歴
尾張国海東郡万場村(現・愛知県名古屋市中川区)出身[1]。川上冬崖の門人である。安政6年(1859年)には「伊藤両村先生画像」(豊明市指定文化財)を描いた[2]。明治期には産業関係の版画の版下絵を描いた。
作品
- 「大日本国産童蒙一覧」
- 横判、揃物、1872年(明治5年)から1876年(明治9年)
- 中島仰山、狩野良信、宮本三平らと合作。月耕は香蕈一覧、素麺一覧、蜜蜂一覧、生糸製法、稲米一覧、青花紙一覧、畳表一覧、白柿并柿油一覧、教草蜂蜜一覧などを描いている。
脚注
- ^ 『愛知県人物誌 続編』栗田東平、1879年
- ^ 豊明市指定文化財一覧 豊明市
参考文献
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