現代俳句新人賞

兜太現代俳句新人賞(とうたげんだいはいくしんじんしょう)、現代俳句新人賞(げんだいはいくしんじんしょう)は、現代俳句協会現代俳句大賞現代俳句協会賞現代俳句評論賞現代俳句協会年度作品賞とともに開催している俳句の賞。1983年現代俳句協会新人賞として設立、2000年度の第18回より「現代俳句新人賞」の名称となったが、50歳未満の俳人による未発表の30句が選考対象であった。2019年度の第37回より、「平成30年2月に逝去した俳人金子兜太」の句業を記念して、俳句に意欲ある若い作家を積極的に発掘し、今後の現代俳句の一層の振興を図る」ため、「兜太現代俳句新人賞」とさらに改称、50歳未満の俳人による未発表の50句が選考対象となった(選考委員も外部の特別選考委員2名を加えて計8名となった)。俳人協会の新人賞と異なり、協会員でなくても応募できる。

受賞者

  • 第1回(1983年)- 星野昌彦宮入聖
  • 第2回(1984年)- 工藤ひろえ
  • 第3回(1985年)- 波多江敦子
  • 第4回(1986年)- 瀬戸美代子
  • 第5回(1987年)- 下山光子
  • 第6回(1988年)- 田尻睦子
  • 第7回(1989年)- 橋本輝久、竹貫示虹
  • 第8回(1990年)- 鈴木紀子
  • 第9回(1991年)- 中里麦外、吉田さかえ
  • 第10回(1992年)- 田中いすず
  • 第11回(1993年)- 浦川聡子、山口剛
  • 第12回(1994年)- 河草之介
  • 第13回(1995年)- 五島高資
  • 第14回(1996年)- 大石雄鬼
  • 第15回(1997年)- 渋川京子
  • 第16回(1998年)- こしのゆみこ
  • 第17回(1999年)- 松本孝太郎、山本左門
  • 第18回(2000年)- 瀬間陽子、吉川真実
  • 第19回(2001年)- 守谷茂泰、杉浦圭祐
  • 第20回(2002年)- 照井翠
  • 第21回(2003年)- 松本勇二
  • 第22回(2004年)- 奥山和子
  • 第23回(2005年)- 高橋修宏
  • 第24回(2006年)- 田中亜美
  • 第25回(2007年)- 山戸則江
  • 第26回(2008年)- 岸本由香、三木基史
  • 第27回(2009年)- 宇井十間宮崎斗士
  • 第28回(2010年)- 月野ぽぽな
  • 第29回(2011年)- (該当者なし)
  • 第30回(2012年)- 中内亮玄、柏柳明子
  • 第31回(2013年)- 近恵
  • 第32回(2014年)- 岡田一実
  • 第33回(2015年)- 瀬戸優理子、山岸由佳
  • 第34回(2016年)- 赤野四羽
  • 第35回(2017年)- 赤羽根めぐみ、宮本佳世乃
  • 第36回(2018年)- なつはづき
  • 第37回(2019年)- (受賞者なし)
  • 第38回(2020年)- 北山順
  • 第39回(2021年)- 小田島渚(俳人)
  • 第40回(2022年)- 土井探花
  • 第41回(2023年)- 楠本奇蹄

外部リンク

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