石井政之
武士の「石井正之」とは別人です。 |
石井 政之(いしい まさゆき、1965年7月 - )は、日本のノンフィクション作家である。評論家、ユニークフェイス当事者運動の創始者。
経歴
愛知県名古屋市出身。愛知県立愛知工業高等学校を経て、豊橋技術科学大学を卒業後、1990年よりフリーライターとして活動を始める。
生来より右顔面に大きな血管腫があり、顔面や肉体の奇形・変形について多く記している[1]。
1999年に当事者グループ「ユニークフェイス」を設立し、2001年にNPO法人化して2015年に解散した。
2016年に「ユニークフェイス研究所」を設立[2]した。
顔に疾患・外傷のある人たちを「ユニークフェイス」と称し、自身も実名と素顔を現して、当事者組織で活動した[3]。
著書
- 『顔面漂流記 --アザをもつジャーナリスト』(かもがわ出版、1999)『顔面バカ一代』講談社文庫
- 『迷いの体 --ボディイメージのゆらぎを生きる』(三輪書店、2001)
- 『肉体不平等 ひとはなぜ美しくなりたいのか?』(平凡社新書、2003)
- 『顔がたり ユニークフェイスな人びとに流れる時間』(まどか出版、2004)
- 『人はあなたの顔をどう見ているか』(ちくまプリマー新書 筑摩書房、2005)
共編著
- 見つめられる顔 ユニークフェイスの体験 藤井輝明,松本学共編著 高文研 2001
- 顔とトラウマ 医療・看護・教育における実践活動 藤井輝明共著 かもがわ出版 2001
- 知っていますか?ユニークフェイス一問一答 松本学,藤井輝明共編著 解放出版社 2001
- 文筆生活の現場 ライフワークとしてのノンフィクション(編著)中公新書ラクレ 2004
- 自分の顔が許せない! 中村うさぎ対談 平凡社新書 2004
- 「見た目」依存の時代 「美」という抑圧が階層化社会に拍車を掛ける 石田かおり共著 原書房 2005
脚注
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出典
『顔にあざのある女性たち』(生活書院 西倉実季著)
外部リンク
- ユニークフェイス研究所[1][2]
- 公式ブログ ishiiblog