荒川水循環センター
荒川水循環センター(あらかわすいじゅんかんセンター)は、埼玉県戸田市にある県営の下水処理場。流域下水道としては、日本最大規模の水循環センターとなっている。
概要
荒川左岸南部流域下水道が担当するさいたま市、川口市、戸田市、蕨市、上尾市の下水処理を行っている[1]。埼玉県下水道公社が維持管理を行う。
新大宮バイパス直下に鴨川幹線、第二産業道路直下に芝川幹線、東京外環自動車道直下に南部幹線、その他荒川南幹線、南部北幹線、鴨川第三準幹線などが設置されている。
処理場の上部には2010年に荒川水循環センター上部公園がオープンした[2]。周辺には荒川第一調節池がある。
沿革
- 1966年(昭和41年)3月 - 事業着手。
- 1972年(昭和47年)10月 - 埼玉県初の流域下水道終末処理場として荒川処理センターが供用開始[1][3]。
- 2000年(平成12年) - さいたま新都心再生水利用施設が運用開始。
- 2003年(平成15年) - 芝中継ポンプ場運転開始。
- 2006年(平成18年) - 荒川水循環センターに改称。
- 2018年(平成30年)7月10日 - 処理場上部の公園が全面オープン。
所在地
- 戸田市笹目5丁目37番地の14
脚注
[脚注の使い方]
- ^ a b 埼玉県 2015a.
- ^ 埼玉県 2015b.
- ^ 荒川上流河川事務所 2013.
参考文献
- “荒川水循環センター:彩湖散策ナビ”. 荒川上流河川事務所 (2013年2月26日). 2015年11月23日閲覧。
- “荒川水循環センター:施設案内”. 埼玉県 (2015年3月6日). 2015年11月23日閲覧。
- “荒川左岸南部下水道事務所の概要”. 埼玉県 (2015年11月11日). 2015年11月23日閲覧。
関連項目
座標: 北緯35度48分46.9秒 東経139度38分30.3秒 / 北緯35.813028度 東経139.641750度 / 35.813028; 139.641750