豊橋市地下資源館

豊橋市地下資源館
Toyohashi Museum of Natural Resources
紀州鉱山の坑道の模型
豊橋市地下資源館の位置(愛知県内)
豊橋市地下資源館
愛知県内の位置
施設情報
正式名称 豊橋市地下資源館
専門分野 資源・エネルギー
管理運営 豊橋市
延床面積 2,007.97m2[1]
開館 1980年昭和55年)11月1日[1]
所在地 441-3147
愛知県豊橋市大岩町字火打坂19-16[2]
位置 北緯34度43分44.84秒 東経137度25分53秒 / 北緯34.7291222度 東経137.43139度 / 34.7291222; 137.43139座標: 北緯34度43分44.84秒 東経137度25分53秒 / 北緯34.7291222度 東経137.43139度 / 34.7291222; 137.43139
外部リンク 豊橋市地下資源館
プロジェクト:GLAM
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豊橋市地下資源館(とよはししちかしげんかん)は、愛知県豊橋市大岩町にある、地下資源鉱石、エネルギーの博物館

豊橋市視聴覚教育センターが併設されている。

概要

地下資源館では、世界の鉱物鉱石金属材料、地下資源、海洋開発、エネルギーなどについて展示・紹介している。入口は三重県の紀州鉱山の坑道を模したものになっており、坑夫の人形も置かれている。バッテリーロコナベトロ等の鉱山鉄道の車両が展示されている。

施設の外観は、2基の並ぶ石油タンクを模しているが、これは展示で扱っているエネルギーを象徴しているという[3]

また、さまざまな実験ショーやワークショップも、土曜・日曜や夏休みを中心に行われている。

沿革

1973年昭和48年)の石油ショック以降、豊橋市で「地下資源の重要性が見直される中、子供たちが地下資源に対する理解と関心を高めるきっかけをつくりたい」との機運が高まる[4]

1976年(昭和51年)5月26日、市は小中学校の社会科や理科の教諭など16人に委嘱して「地下資源館(仮称)設置研究委員会」を設置した。同委員会は、国立科学博物館秋田大学附属鉱業博物館などを視察し、2年がかりで調査研究を重ねた。

1979年(昭和54年)6月、市は市議会に地下資源館建設の議案を提出。市議会の承認を受けて7月11日に工事は着工した[5]

1980年(昭和55年)11月1日、豊橋市地下資源館が開館[5]。総事業費は7億1560万円であった[2]

利用案内

  • 入場料:無料[6]
  • 休館日:月曜日(月曜日が休日の場合はその翌日)、年末年始[6]
  • 開館時間:9:00~16:30[6]

アクセス

  • JR東海道本線 二川駅から西へ800m、徒歩で約12分。
  • 豊橋駅から豊鉄バス5番乗り場二川線「岩屋公園口」停留所下車、200m、徒歩で約3分。

ギャラリー

  • 内部展示
    内部展示
  • 内部展示
    内部展示
  • 紀州鉱山で実際に使われていたバッテリー機関車と客車
    紀州鉱山で実際に使われていたバッテリー機関車と客車

脚注

[脚注の使い方]

出典

  1. ^ a b “地下資源館について”. 豊橋市地下資源館, 豊橋市視聴覚教育センター. 2012年5月8日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年5月7日閲覧。
  2. ^ a b 豊橋市役所教育部科学教育センター 2023, p. 7.
  3. ^ 青木茂 1980, p. 51.
  4. ^ 豊橋市百年史編集委員会 2008.
  5. ^ a b 豊橋市役所教育部科学教育センター 2023, p. 1.
  6. ^ a b c “利用案内”. 豊橋市視聴覚教育センター・地下資源館. 2024年8月19日閲覧。

参考文献

  • 豊橋市百年史編集委員会 編『豊橋市百年史』豊橋市、2008年8月。全国書誌番号:21472235。 
  • 豊橋市役所教育部科学教育センター(編)「豊橋市視聴覚教育センター 豊橋市地下資源館 年報 令和4年度」(PDF)、豊橋市役所教育部科学教育センター、2023年9月。 
  • 青木茂(著)、全国市長会(編)「「豊橋市地下資源館」の開館に当たって」『市政 29(12)(341)』、全国市長会館、1980年12月。 

関連項目

プロジェクト GLAM

外部リンク

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  • 豊橋市地下資源館
  • みんなの科学基地(公式ブログ)
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