青柳駅
この項目では、長野県にある駅について説明しています。 |
青柳駅 | |
---|---|
駅舎(2022年8月20日) | |
あおやぎ Aoyagi | |
◄すずらんの里 (1.9 km) (7.2 km) 茅野► | |
所在地 | 長野県茅野市金沢青柳[1] 北緯35度56分32.47秒 東経138度11分51.62秒 / 北緯35.9423528度 東経138.1976722度 / 35.9423528; 138.1976722座標: 北緯35度56分32.47秒 東経138度11分51.62秒 / 北緯35.9423528度 東経138.1976722度 / 35.9423528; 138.1976722 |
所属事業者 | 東日本旅客鉄道(JR東日本) |
所属路線 | ■中央本線 |
キロ程 | 188.0 km(東京起点) |
電報略号 | アヤ[1] |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面3線[1] |
乗車人員 -統計年度- | 208人/日(降車客含まず) -2011年- |
開業年月日 | 1905年(明治38年)11月25日[1] |
備考 | 無人駅(自動券売機 有)[1] 標高:866.9m[1] |
テンプレートを表示 |
青柳駅(あおやぎえき)は、長野県茅野市金沢青柳にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)中央本線の駅である[1]。
歴史
- 1905年(明治38年)11月25日:逓信省中央本線富士見駅 - 岡谷駅間開通時に開設[1]。旅客・貨物取扱開始[2]。
- 1949年(昭和24年)6月1日:日本国有鉄道に移管[3]。
- 1965年(昭和40年)1月21日:貨物取扱廃止[2]。
- 1984年(昭和59年)
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化に伴い、JR東日本の駅となる[5]。
- 2002年(平成14年):駅舎改築[6]。うだつをデザインした駅舎で鉄道建築協会賞を受賞した[6]。
- 2005年(平成17年)11月25日:開業100周年。10月30日に茅野駅で茅野駅100周年と合わせた記念イベントを開催。
- 2014年(平成26年)4月1日:東京近郊区間に編入される[7]。
- 2017年(平成29年)4月1日:ICカード「Suica」の利用が可能となる[8]。
駅構造
駅舎に接して単式ホーム1面1線、その奥に島式ホーム1面2線、計2面3線を有する地上駅である。ホームは嵩上げされていない。のりばは駅舎側から順に1・2・3番線となっており、二つのホームは屋根付跨線橋で結ばれている。
ホーム長が非常に長く取られているが、通常短編成列車しか停車しない(いずれもすずらんの里駅寄りに停車するのみ)こともあり、茅野駅寄りの大部分は舗装されていない。
駅舎は当初木造であったが解体され、2002年(平成14年)にコンクリート造り簡易駅舎が完成した。駅近くにあった金沢宿に因み「うだつ」をモチーフにデザインされており、鉄道建築協会賞を受賞している[1]。駅舎内部には乗車駅証明書発行機・簡易Suica改札機とガラス張りの待合所が、また島式ホーム上には改装済の待合室がそれぞれ設置されている。茅野駅管理の無人駅[1]。
のりば
番線 | 路線 | 方向 | 行先 | 備考 |
---|---|---|---|---|
1 | ■中央本線 | 下り | 上諏訪・岡谷・塩尻方面 | 一部列車は2番線 |
2 | 待避・始発列車 | |||
上り | 甲府方面 | |||
3 |
(出典:JR東日本:駅構内図)
- 改札口(2021年6月)
- ホーム(2021年6月)
利用状況
1日平均乗車人員は以下の通り。
- 2007年度 - 257人[1]
- 2009年度 - 274人[1]
- 2010年度 - 238人[9]
- 2011年度 - 208人[10]
駅周辺
駅正面は広場になっており、駐車場や公衆便所が設けられている。 駅は宮川という小川に沿う形で位置しており、そこに架かる青柳橋の先に青柳の集落がある。県道196号に沿って集落を抜けると国道20号に突き当たり、国道を北西方向に500mほど進んだ先に金沢の集落(旧金沢宿)がある。ここには小学校や郵便局、市役所の出張所などの他に「金沢温泉金鶏の湯」という公営施設があり[1][11]、温泉やサウナが利用できる。
周辺施設
- 旧金沢宿
- 中央自動車道 諏訪南インターチェンジ
- コスモス工業
- 南信森林管理署諏訪南森林事務所
- 諏訪南インター林間工業団地
- セイコーエプソン 富士見事業所(アクセスはすずらんの里駅のほうが便利である)
- 茅野市立金沢小学校
- 信濃金沢郵便局
- アルピコタクシー「青柳駅前」停留所
- アルピコ交通「青柳」停留所
その他
- 2006年(平成18年)までは毎年8月15日に開催される諏訪湖祭湖上花火大会の際は、青柳駅を始終着とする臨時普通列車が設定されたが、2007年(平成19年)では設定が消滅した。なお、9月第一土曜日に開催される新作花火大会の際には青柳を始終着とする列車が設定されている。
- 2番線は旅客列車入線が一切無く事実上貨物列車専用だったが、2008年(平成20年)3月15日ダイヤ改正で「20時38分発甲府行」が特急を待避するようになった。現在は1日に数本の普通列車と貨物列車の特急列車待避に使用されている。
隣の駅
脚注
注釈
出典
- ^ a b c d e f g h i j k l m 信濃毎日新聞社出版部『長野県鉄道全駅 増補改訂版』信濃毎日新聞社、2011年7月24日、65頁。ISBN 9784784071647。
- ^ a b c 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 II』(初版)JTB、1998年10月1日、183頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR 5号、25頁
- ^ “「通報」●中央本線信濃境駅ほか5駅の駅員無配置について(旅客局)”. 鉄道公報 (日本国有鉄道総裁室文書課): p. 2. (1984年3月19日)
- ^ 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR 5号、27頁
- ^ a b 『週刊 JR全駅・全車両基地』 36号 松本駅・穂高駅・姨捨駅ほか70駅、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2013年4月21日、20頁。
- ^ 『Suicaの一部サービスをご利用いただける駅が増えます』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道、2013年11月29日。オリジナルの2019年2月14日時点におけるアーカイブ。https://web.archive.org/web/20200214164402/https://www.jreast.co.jp/press/2013/20131114.pdf。2020年3月24日閲覧。
- ^ 『Suicaをご利用いただける駅が増えます』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道、2016年12月2日。オリジナルの2019年3月27日時点におけるアーカイブ。https://web.archive.org/web/20190327183848/https://www.jreast.co.jp/press/2016/20161203.pdf。2020年3月24日閲覧。
- ^ 長野県統計書(平成22年)
- ^ 長野県統計書(平成23年)
- ^ 金沢温泉金鶏の湯 - 茅野観光ナビ
参考文献
関連項目
外部リンク
- 駅の情報(青柳駅):JR東日本
- JR東日本・駅の写真館
中央本線(立川 - 大月 - 塩尻) | |
---|---|
(東京方面<<)立川 - 日野 - 豊田 - 八王子 - 西八王子 - 高尾 - 相模湖 - 藤野 - 上野原 - 四方津 - 梁川 - 鳥沢 - 猿橋 - 大月(>>河口湖方面) - 初狩 - 笹子 - 甲斐大和 - 勝沼ぶどう郷 - 塩山 - 東山梨 - 山梨市 - 春日居町 - 石和温泉 - 酒折 - 甲府 - 竜王 - 塩崎 - 韮崎 - 新府 - 穴山 - 日野春 - 長坂 - 小淵沢 - 信濃境 - 富士見 - すずらんの里 - 青柳 - 茅野 - (普門寺信号場) - 上諏訪 - 下諏訪 - 岡谷 - みどり湖 - 塩尻( - 広丘 - 村井 - 平田 - 南松本 - 松本 >>長野方面) |