Link Layer Topology Discovery

Link Layer Topology DiscoveryLLTD)は、ネットワーク構成を検出し、Quality of Service(サービス品質)の診断を行うデータリンク層通信プロトコルである。Windows Rally技術の一環としてマイクロソフトにより開発され、ライセンスされている。LLTDプロトコルは、有線、無線のどちらにも適用できる。

Windows VistaはLLTDを含んでおり、コンピュータが接続しているLAN無線LANの構成を視覚的に表示するNetwork Map機能で使われている。Windows XPはLLTDプロトコルを実装していないため、Windows XPのコンピュータ用のLLTDレスポンダをインストールしないとNetwork Mapに表示されない。

LLTD仕様に準拠したソフトウェアを作成するためには、Microsoft Windows Rallyライセンス契約を締結する必要がある。

マイクロソフトは、Windows Rally開発キットの一部として、著作権フリーではないが無料のLinuxリファレンス実装を提供している。

関連項目

外部リンク

  • Windows XP用LLTDレスポンダのダウンロード
  • Link Layer Topology Discoveryプロトコル仕様とライセンス(英文)
  • Windows Rally開発キット(英文)
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