System80

System80コンバッション・エンジニアリング社(現ウェスチングハウス[1])が設計を行った加圧水型軽水炉パロベルデ原子力発電所(英語版)で3台が建設された。System80+はその改良型で、改良型軽水炉などとも呼ばれる[2][3]。改良によって炉心損傷頻度は1/121にまで下がっているとされ、出力が130万kwに増加、経済性も向上している[4][5]。なお、コンバッション・エンジニアリング社はアセア・ブラウン・ボベリ社に買収された後に、ウェスチングハウスの傘下に入っている。

System80は韓国で採用され、改良標準化を図った後、OPR-1000として霊光原子力発電所の5号機と6号機、蔚珍原子力発電所3号機から6号機で採用されている[6][7]。韓国はその後System80+の改良型であるAPR-1400を開発している[8]

  1. ^ EIA - New Reactor Design
  2. ^ ABB CE Nuclear Power's System 80+ (englisch)
  3. ^ Light Water Reactors for the Next Century
  4. ^ System80とSystem80+の炉心損傷頻度の比較
  5. ^ 加圧水型原子炉(PWR)(02-01-01-02)
  6. ^ 韓国標準型軽水炉(KSNP)(02-01-01-11)
  7. ^ The System 80+ (英語) (archivierte Version des Internet Archive vom 30. Dezember 2007)
  8. ^ World Nuclear Association - Advanced Nuclear Power Reactors (englisch)

関連項目

世代
要素
炉心
保安装置
形式
核分裂炉
熱中性子炉
軽水炉
重水炉
黒鉛炉
その他
高速中性子炉
高速炉
ADS
その他
核融合炉
磁場型
慣性型
その他
  • ポータルポータル:原子力
  • 一覧記事一覧
  • カテゴリカテゴリ