私たちの美しい故国
Lijepa naša domovino | |
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和訳例:私達の美しい故国 | |
クロアチア国歌の記念碑 | |
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作詞 | アントゥン・ミハノヴィッチ(1835年) |
作曲 | ヨシップ・ルニャニン(1846年) |
採用時期 | 1972年 |
試聴 | |
アメリカ海軍軍楽隊による演奏 | |
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私たちの美しい故国 (わたしたちのうつくしいここく、クロアチア語: Lijepa naša domovino)はクロアチアの国歌。元はクロアチア社会主義共和国の聖歌で、1991年にユーゴスラビア社会主義連邦共和国からの独立宣言とともに国歌になった。
オリジナルの歌詞は "Hrvatska domovina"(母国クロアチア)の題で1835年に詩人アントゥン・ミハノヴィッチ (Antun Mihanović) によって書かれた。曲はセルビア辺境の住民で作曲家、オーストリア=ハンガリー帝国軍中佐、ヨシップ・ルニャニン (Josip Runjanin) により1846年に作曲された。ガエターノ・ドニゼッティのオペラ "Lucia di Lammermoor" の曲を元にしたといわれる。
今の構成は1891年に Vatroslav Lichtenegger によって、和声、楽譜が作られ、同年 "Lijepa naša" のタイトルでクロアチア国歌として初演された。それ以来若干長くなった今のタイトルと、歌詞の少々の改正が施された今の状態で知られている。
歌詞
クロアチア語歌詞 | 参考和訳 |
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Lijepa naša domovino, Oj junačka zemljo mila, Stare slave djedovino, da bi vazda sretna bila! | 私たちの美しい故国、 おお、勇敢な親愛なる国よ 父祖が築いた祖国の栄光よ 永久に幸せであれ! |
Mila kano si nam slavna, Mila si nam ti jedina. Mila kuda si nam ravna, Mila kuda si planina! | 親愛なる祖国は私達の唯一の誉れ 親愛なる祖国はただ一つ 親愛なるは祖国の平原 親愛なるは祖国の山々 |
Teci Dravo, Savo teci, Nit ti Dunav silu gubi, Sinje more svijetu reci, Da svoj narod Hrvat ljubi. | ドラーヴァ川、サヴァ川は流れよ ドナウ川は勢いを失うな 青い海よ、世界に語れ クロアチア人は祖国を愛するということを |
Dok mu njive sunce grije, Dok mu hrašće bura vije, Dok mu mrtve grobak krije, Dok mu živo srce bije! | 太陽が大地を暖める時も 嵐が樫に直撃する時も 愛しき人が死んでしまった時も 私達の心臓が鼓動するその時も (クロアチア人は祖国を愛すことを) |
外部リンク
- クロアチア国歌・MP3ファイル
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関連項目 |
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国連による世界地理区分。バチカンは国際連合非加盟。「その他」は国家の承認を得る国が少ない、または無い国であり、国際連合非加盟。国家承認を得た国連非加盟の国と地域の一覧も参照。 • 1 ウラル山脈以東はアジアに分類されることもある。 • 2 島嶼部はアジアにも分類され得る。また、トルコもヨーロッパに分類され得る。 |