翳(えい)は、殹・不光ともいい、春秋戦国時代の越の君主。
越王朱句の子として生まれた[1]。朱句37年(紀元前411年)、朱句が死去すると、翳は後を嗣いで越王として即位した。越王翳33年(紀元前378年)、呉に遷都した。
越王翳36年(紀元前375年)7月、翳は太子諸咎に殺害された[2]。